必見!奈良で心臓ドック・心臓検査が受けられる病院リスト

不整脈

ここでは、心臓ドックで発見できる病気『不整脈』の原因・症状、放置した場合どうなるか等を説明します。主な検査法の種類についても解説しています。

不整脈の原因・症状・注意点等について

不整脈について詳しく紹介しています。

不整脈とは?

不整脈とは、「脈の打ち方がおかしくなること」の総称です。
心臓から押し出される血液の拍動を、血管に伝わって感じられる「脈」が、何らかの影響でリズムが乱れ、早くなったり遅くなったり、一瞬止まったように感じられたりします。

通常、健康な状態の心臓は、心臓上部の「洞結節」で作られるかすかな電気が、伝導路という電気の通り道を通って心臓全体に流れ、筋肉が収縮し、興奮状態となって規則的な動きをしますが、洞結節で電気が発生しない、または別の場所から電気が流れてしまうと心臓が正しく興奮しなくなってしまいます。

このように、心臓に流れる電気の異常や刺激が伝導路をうまく伝わらないことを「不整脈」と呼ぶのです。
つまりは、不整脈は電気系統が故障した状態と言えるでしょう。

不整脈の最も多い原因は、年齢的・体質的なもので、中年以上では1日に1~2個の不整脈が大抵の人に見つかる程。
ストレス・睡眠不足・疲労などに起因することもあり、誰にでも起こりうる症状と言えます。

ただし、すでに心臓の病気があると二次的に不整脈が出やすくなります。高血圧、肺の病気、甲状腺異常も不整脈が出やすい病気です。

徐脈・頻脈・期外収縮

不整脈には大きく分けると、「徐脈」「頻脈」「期外収縮」の3つの種類があります。

通常1分間の脈拍が60~80回を正常とするところ、1分間で60回以下と脈が遅い状態を「徐脈」と言い、心臓の中で電気がつくられなくなったり、途中でストップしたりするために起こります。
めまい・失神・過度の疲労感・息切れなどの症状が出ることがあります。

原因には、遺伝性心異常や薬物治療の副作用・自然な老化現象・心臓発作による組織変化、洞結節が正常に機能しなくなる洞不全症候群等が考えられます。

120回以上心拍があり、多い時には400回にも達する「頻脈」は、電気が異常に早くつくられるか、異常な電気の通り道ができて電気の空回りが起こるために発生。
めまいや息切れ、脈の乱れ等の自覚、突然の虚脱感や失神等の症状が表れることがあります。

原因としては、高血圧や狭心症・心筋梗塞などの冠動脈疾患、心臓弁膜症・心不全・心筋症などの心筋疾患等の他、心理的ストレス等が考えられ、病態には、心房細動・発作性上室性頻拍・心室頻拍・心室細動・WPW症候群等があります。

「期外収縮」は、元々の心拍のタイミングよりも早期に生じる電気的興奮のことを言い、予想外の収縮で平常より弱く脈打つので脈がとんだように感じられ、電気刺激が心房から出る場合には心房性期外収縮、心室から出る場合は心室性期外収縮と呼ばれます。

期外収縮は最も多い不整脈の状態で、症状のない場合が多いのですが、程度がひどくなると、脈の飛ぶ感じや、胸部の不快感、きゅっとする胸の痛みを感じることも。
胸痛があると狭心症や心筋梗塞を疑いたくなりますが、その場合はもっと痛みが長く続くので、脈拍を測ってとんでいるかどうかで判断することができます。

「怖い」不整脈のポイント

不整脈の診断をされたとしても、むやみに怖がる必要はありません。不整脈の中でも軽い期外収縮は誰にでも起こり得ることですし、今はほとんどの症状を治療できるようになりました。

ただし、気を付けなければならないポイントもいくつかあります。

例えば、「何もしていないのにふうっとする」「急に意識が無くなり失神する」ような症状。
この場合、一時的に心臓が止まっているか、極度の頻脈が起こっている可能性があるため、失神症状が出た時には、早急に受診が必要です。

また、脈拍数が1分間40以下で、体を動かす時に強い息切れを感じる時には心不全の疑いがあり、脈拍数が1分間に120以上で、突然始まり、突然止まったり、まったく不規則に脈打つ」場合には病的な頻脈が考えられるでしょう。

特に、心筋梗塞等の病気がある人に心室頻脈という不整脈が出た場合は、より怖い心室細動という不整脈に移行することがあるので要注意。早期の治療を受ける必要があります。

不整脈の検査方法と治療法

気になる検査方法と治療法をご紹介します。

不整脈の検査方法

不整脈の検査は、通常の心電図検査を中心に、ホルター心電図・運動負荷心電図を行う他、病気の原因を調べるために胸部X線・血液検査・心臓超音波検査等が行われます。
痛みを伴うことも無いので、安心して検査を受けることができるでしょう。

病的な頻脈や徐脈がある場合には、その原因や治療法を見つけるため、電気生理学検査(心臓の中にカテーテルを入れて心電図を記録)を行なうこともあります。

24時間の生活を通して心臓の動きをチェックする「ホルター心電図」、安静時・運動中または運動後のそれぞれの心音の波形を比較する「運動負荷心電図」、画像で捉えながら胸部の血液供給がスムーズに行われているかを確認する「心エコー」、この3つに特に異常が無ければ、不整脈がたくさん出ていても、まずは大きな心配をする必要は無いと考えても良いでしょう。

不整脈の治療法

不整脈はここ10年程の間で、治療法が目覚ましく進化し、ほとんどの症状が治療可能となりました。
多くの場合は、飲み薬によって予防ができ、症状によっては治療を必要としないこともあります。

最近では根本的な治療法も開発されており、例えば、徐脈の場合、局所麻酔で済ませられる簡単な手術によってペースメーカーを体内に取り付け、心臓の外から電気刺激を与えることで健康な人と変わらない生活ができるようになりました。

さらに頻脈の場合では、細い管(カテーテル)を足の血管から入れて、その先端から高周波を流し、頻脈の原因となる心臓の筋肉の一部を焼くことで不整脈を起こさないようにするカテーテルアブレーションという治療法が開発され、手術をしなくても治せるようになりました。

このように不整脈は、正しく理解して対処すれば、きちんと治療ができる病気です。
ただ怖がるだけでなく、自分がどんなタイプの不整脈なのかを良く知って、対策を講じれば、必要以上に恐れることはありません。

不整脈を発見!心臓ドックが受けられる奈良オススメの4病院

では、不整脈を発見のための心臓ドックが受けられる病院をご紹介します。

チェック郡山青藍病院

  • 検査項目:採血、心電図、血圧脈波、冠動脈造影CT、心臓超音波
  • 料金:12,000円
  • 所在地:奈良県大和郡山市本庄町1-1

チェック宇陀市立病院

  • 検査項目:身長測定、体重測定、血圧、心臓超音波検査、胸部X線検査、心電図、尿検査、血液検査(末梢血液・中性脂肪・空腹時血糖・クレアチニン・GPT・CPK・HDLコレステロール・LDLコレステロール)、内科診察
  • 料金:20,000円
  • 所在地:奈良県宇陀市榛原萩原815番地

チェック沢井病院

  • 検査項目:基本ドック、負荷心電図、心臓エコー
  • 料金:不明
  • 所在地:奈良県奈良市船橋町8

チェック高井病院

  • 検査項目:一般ルーチン検査、心臓超音波検査、トレッドミル負荷心電図、24時間心電図、心筋シンチ検査、心血管CT検査、睡眠時無呼吸検査、血圧脈波検査など
  • 料金:不明
  • 所在地:奈良県天理市蔵之庄町461-2